人気オンラインサロンの内緒話ということだが、ここで言う内緒話は決して悪口ではない。むしろ、こんな「内緒」にしたくなるくらいにお得な話ということである。世の中には「求めよさらば与えられん」という法則がある。そんなお得な話でも、求めることなくば触れることはないということである。従って、求めようとする方はこの先を読んでいただきたいと思う。
起業初期は稼ぐことに集中しよう
起業しようとするときには「ロマンとソロバン」のどっちをとるのか、というよりは「ロマンを語らず、ソロバンに集中することが正しい」という。実際に、先日の台湾大地震も記憶に新しいが、何か出助けをと思っても、自分が助けてもらっているような経営状態では、人を助けることは出来ない。
今、ここでお話ししたいのは、起業など初期の『稼ぐ』ことに対して、マインドの問題である。
『人の役に立ちたい』があまりにも強すぎて、会社の進むべき道がわからなくなってはいけないということである。『人の役に立つ』ことに意識を向けすぎて、戦略のない値下げなどをして、自分たちの生活分を抜いたら、ギリギリしかキャッシュが残らない…。それでは目標である『人を救う』がままならなくなってしまいます。この場合は、まず事業でキャッシュを生み出す事が大前提となるということである。
初期段階のマインドセットがずれてしまうと、とるべき行動もずれてきてしまいう。まずは自分のビジョンをはっきりと持つこと、そして、そのビジョンに向かって行動し続ける事が大事である。
世の中の人間は三つに分かれる
「TIM」「RIM」「KIM」この三つを聞くと、大抵の方は「何のこと?」と思うだろう。
タイム イズ マネー(Time is money) 『T I M』
まずはじめにあげられるのは、 タイム イズ マネー(Time is money) 『T I M』である。これは、『時間が収入になる』という種類である。
例)会社で働くオフィスワーカー・アルバイトなどの仕事をしている人間がそれにあたる。
日本の感覚では、オフィスワーカーや正社員と言われる方々は、アルバイトよりも優遇される事が多いが、実はオフィスワーカーには『給料に反映されていない部分』の仕事が多くある。(移動時間など)
これは、『T I M』の中でも、『月給』という給料の受け取り方である。
それに対してアルバイトは、『時給』という考え方である。『自分が働いた分の時間』を給料として受け取る事ができる。大きく言ってしまえばコンサルタントなどの職業と変わらず、『時間が収入になる』という面ではオフィスワーカーよりも理にかなっている働き方であるという人もいる。
リザルト イズ マネー(Result Is Money)『R I M』
次の収入の種類は、リザルト イズ マネー(Result Is Money)『R I M』である。
これは、『結果がお金になる』という仕事をしている、人種である。
例)インセンティブがある・副業ができるオフィスワーカー。フリーランスもそれにあたるだろう。
本業とは別で『結果が出ると収入になる』または、完全に『自分の結果が収入になる』という働き方なので、時間も仕事量も先ほどの『T I M』より多くなる。そして経営者と言われる方の中にも、そうした働き方『R I M』と言える人々もいる。
結果が必要になってくるが、経営者自身は他者の力を借りる事ができるため、労働時間は減っていくことも多い。
このあたりから、時間にも収入にも余裕が出てくる事が多くなる。
ナレッジ イズ マネー(Knowledge Is Money)『K I M』
最後に、ナレッジ イズ マネー(Knowledge Is Money)『K I M』である。
これは『知識がお金になる』という人種である。資産家の方々もこれに当てはまる。自分の経験や、学びから得た知識で投資により収入を得るので、働く時間というのは極端に減っていきます。
自分の秒給はいくらか?
あなたは、自分の秒給がいくらか知っているだろうか?
もし今後自分の価値を高めていく必要があるなら、これを、一度計算しておく必要があある。何も、難しいことではない。
例えば、月収が30万円だったとする。その時は、以下のような計算となる。
例:月収30万円だったとする、そして、勤務がつきに20日だったとすると。
日給は一万五千円となる。そして、労働時間が9時間だったとすると、時給は1666円、分給は27円となり、秒給は0.5円となる。
もし自分が何か仕事をする際、『自分の秒給はいくらなのか?』これを、念頭において、『この仕事はどれぐらいの時間がかかるのか?』を考え、『仕事の秒給』価値が高いことを選ぶことが大事というわけである。
そして、大事なマインドセットとして、この自分の秒給を少しでも上げていくというマインドを持つことがとても大事であるということである。
ロマンとソロバンどっちをとるか
「ロマンとソロバンとジョーダン」という言葉がある。これはリクルートで創業期から20年間で14の新規事業を立ち上げた、くらたまなぶさんの著書のなかで語られている言葉である。本書では起業の絶対3条件として「右手にロマン、左手にソロバン、心にジョーダン」と述べられている。
まず経営にはロマンが必要であるという。ロマンとは経営者の夢や想いのことで経営的なフレーズでいうと企業理念と言える。特に中小企業では経営者の夢や想いを強く持ち発信していくことが必要である。中小企業は大企業とは違い資金等を中心として経営資源を豊富に持っていない。
だからこそ、夢や想いを伝えていくことで協力してくれる仲間を増やしていく必要がある。
その意味において夢や想いを持ち続けることが重要である。本田宗一郎が駆け出しの頃、ミカン箱の上に乗って「F1にでる!」と宣言した話は有名である。
その一方で、ソロバンも持っていなければ事業を守りつづけていくことはできない。
ソロバンとは財務的な知識をはじめとして、稼ぐ力のことである。収支の把握や足元の資金繰りを把握しながら会社の舵取りをして、キャッシュを増やすことをしなければ早々に破綻するである。
これらは、車の両輪でどちらが欠けても継続経営はできないと考える。
最後にジョーダンであるが、これは事業を楽しむ余裕、つまり余白が必要であると理解している。
経営者は目の前の業務のことばかりに時間を取られるのではなく、余白を持ちながら日々様々なことを考えて行動していく必要があると思います。
そのような余白の中から新しい発想やアイデア、長期的で冷静な視座を持てるということだろう。
自分もこの言葉の通り、「右手にロマン、左手にソロバン、心にジョーダン」を持ち事業に邁進していきたいと、思っていたが先ずは、「ソロバン以外は捨てよ」という。
まず、一円を作ってくださいと言われたら?
やれることは沢山ある
〇飲食店の隙間時間を借りて一日カフェをさせてもらう
〇ウーバーの配達をする
〇ブログを書いて、アフィリエイト収入を得る
〇メルカリやオークションで家にあるものを売る
先ずは、昨日よりも一円でも稼ぐという意識が大事であるということ。
いきなり、「KIM]に行こうとするから失敗する。
大事な事は「TIM]⇒「RIM」⇒「KIM」の順番を踏むこと。
行動スタンスとしては、今すぐに始めようという事が大事である。その時に、どうやって始めたらいいかわからないとか、出来ない理由を探さないことが大事。出来ない理由なんていくつも出てくる。大事な事は出来ない理由を探すことではなく、「どうやったら出来るか?」を考えること。今すぐ、出来ることなんていくらでも出てくる。
人を幸せにすることは自己中?
彼女にプレゼントして、一番うれしいのは、喜ぶ彼女の姿を見る自分である。そう考えると、人を幸せにするということは、世界一自己中な事とも考えられる。だからまずは、自己中を我慢して、キャッシュを生み出そうとすることが大事。
まとめ
先ずは、社会を幸せにするよりも、お金を生み出すことが大事ということである。「ロマンとソロバン」と言われたら、「ロマン」を捨てて「ソロバン」に集中せよということである。
まずは、「TIM」タイムイズマネー時間をお金に変える人になることである。それが出来たら、次に、「RIM」結果をお金に変える人になることである。最後に、「KIM」は知識をお金に変える人になることである。最終的には、ここの段階を目指すことが大事である。
落としたお金を拾う人は経営者マインドとしては失格であることを肝に銘じることである。その前に、一度、自分の秒給を計算することも大事である。
お金を、稼ぐために時間を使っているということを片時も忘れないことが大事である。お金よりも大事なものは時間であるという考え方が大事。自分の一秒間の価値を把握した後にこれを少しでも上げていくという決断が大事である。これを筋トレのように、毎日少しづつ、負荷をかけていくことが大事である。
昨日と同じことをしていたら、昨日と変わらない結果になることは、目に見えている。常に「一歩前進するために自分にできることは何か」を考え抜くことが大事である。
タスクマネジメントスキル
タスクマネジメントスキルは、仕事において不可欠であることは言うまでもない。
自分で何かやりたい、自由が欲しいというビジネスマンは多い。しかし、独立して自由になったとたんに寝てるとか、結局、自分を管理できずに失敗して、もとのビジネスマンに戻るケースもよく見る話である。
モチベーションは捨てる
そこで、確認したいことは、モチベーションは捨てる「ビジネスにおいて必要なことはモチベーションを捨てること」という一見「ホンマかいな?」という極めて重要なことである。「何を始めても3日坊主で」という人はいると思うが、この克服法は?と聞かれたら「3日坊主を抜ける方法は、4日目もやること!」というしかない。
実際にモチベーションというのは、その日の気分や、体力等でも上がり下がりしてしまうものである。したがって、仕事をモチベーションに任せるというのは、きわめて安定しないという事を意味する。
コンビニの店員さんを見てみよう
ところが、コンビニの店員さんを見てほしい。最近は外国の方も多いが、彼らはモチベーションある人もいるかもしれないが、ほとんどの人はそうではないだろう。それにもかかわらず、かれらは着々と仕事をこなしていく。なぜ、そんなことができるのか?それは、マニュアルがあるからである。このマニュアルがあれば、タスクマネジメントできるというわけである。
なぜならば、どんなことでもいえるが「学ぶ→知る→行動する→継続する」というサイクルがあるが、大事なことは「継続」である。この継続を成功するまでできるかどうかという事である。あの松下幸之助が「決してあきらめない。成功するまで続けていく。そうすれば、やがて必ず成功する」と説かれている要諦である。
ビジネスのリスクについて
資本主義社会においては資本がる程度ある場合には競合が減るため、リスクが減る。ショッピングモールは数えられるほどしかない。これは、競合が少ないという事を意味し、リスクは少ない。一方、コンビニはたくさんある。これは、つまり、競合が沢山ある。この競合の多さもリスクに入るという事
また、資本主義社会においては、知識がある程度ある場合には、競合が減るため、リスク減るという側面もある。例えば、ウォーターサーバを売るという場合に、知識がないと営業マンを採用して売っていくというビジネスになる。これは、営業マンを雇えば、その分固定費が増えて、リスクも増えていく。一方、知識があれば、代理店制度でビジネスを展開して、リスク減らすことができる。
では、どうすればよいのか?それは、また、次回にゆずりたいと思う。
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